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［講師からメッセージ］
　「十人十色」 と言いますが、人生（生き方）も人それぞれです。
自律的にキャリアを形成するには、自己の価値観を再発見し、それに従って自分自身のオリジナルな生き方を模索する。これが一般的なキャリアプランの考え方です。

　それでは、マネープランについてはいかがでしょうか。
皆さんはマネープランに、どこまで自己の“アイデンティティ”を主張できていますか。

　皆さんご存知の「標準世帯」という言葉。
これは、夫婦と子ども2人の4人で構成される世帯のうち、有業者が世帯主1人だけの世帯のことを言います。あるシンクタンクの調査によると、この「標準世帯」は、いまや総世帯数の５％にも満たないそうです。
一方で、マネープランニングには、まだまだこの「標準志向」の考え方が残っているのです。
「標準世帯」が標準でなくなってしまった世の中で、私たちはキャリアプラン（人生設計）の準備を迫られています。
セミナーではそのことを一緒に考えていきたいと思います。

［講師紹介］

大手生命保険会社で25年にわたり、法人・個人分野のＦＰコンサルティング部門に従事。
NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会常務理事、同特別顧問、慶應義塾大学大学院講師、一般社団法人定年後研究所初代所長を歴任。

【著書】 『定年後のつくり方』（廣済堂新書2021年）

【第二部】中高年社員のキャリア自律を支援する『キャリア羅針盤』
　「星和ビジネスリンク」事業開発ユニットの責任者より、中高年社員の自律的なキャリアメイクを応援するeラーニング教材『キャリア羅針盤』の開発経緯と特徴、そして導入の実例を紹介させていただきます。