弊社では、2020年秋、2021年春と、日本の人事部が主催するHRカンファレンスにて中高年社員の「キャリア自律」をテーマに情報を発信し、高い評価をいただきました。
今回は、同テーマを更に詳しくお伝えするために、シニア専門のライフデザインアドバイザーである木村勝氏。
一般社団法人定年後研究所特任研究員の得丸英司氏のお二方から、中高年社員のキャリア自律の必要性と、
企業が実施すべき施策案や、取組事例についてご講演をいただきます。
その後、弊社が中高年社員のキャリア自律を目的に開発、今春より販売を開始したeラーニング「キャリア羅針盤
ライフキャリアプラン」について、その特徴と効果についてお伝えいたします。
人事・研修ご担当者様必見のセミナーとなります。是非お申し込みください。

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*本セミナーを最後までご視聴いただき、アンケートにご回答をいただいた方全員に、2021年一般社団法人定年後研究所が大手企業を対象に行った調査から、第一部である企業へのヒアリング部分を、後日PDFにてお届けいたします。

皆様が所属される企業では、中高年社員を対象に「キャリア自律」を目的とした研修を実施していますか?
いま多くの企業は、雇用の延長に伴い中高年社員を対象とした様々な制度変更に取組んでいます。
しかし、制度の変更はあくまで手段の1つ。
本来の目的は、社員が年齢に関係なく現役である限り戦力として働き続けることのはず。
その社員の戦力化に必要な大きな要素が「キャリア自律」です。
ここでいうキャリアとは、多くの企業が若手・中堅社員を対象に研修を実施している「企業人としてのキャリア」だけでなく、従業員が、これからの人生全体を考える「ライフキャリア」を指します。

中高年社員を戦力とするために新しい研修を実施するには、予算の問題に加え、講師の選定、カリキュラムの作成等たくさんの課題をクリアーしなければなりません。
また、企業によっては、そのような課題以前に制度変更を優先すべきとの考えから、社員の「キャリア自律」に関する研修の優先順位が低い企業も多いようです。
なかでも大手のメーカーでは、「対象人数が多い」「開催地が複数個所になる」「製造ラインを止められない」「現場社員へのキャリア研修は不要」等々を理由に、現場に勤務する社員への研修は考えていないとの話もよく聞きます。
しかし、人生100年の時代。
例え研修対象層が「経験豊かなベテラン管理職であっても」「現場従事者であっても」「集合研修が実施しづらい業務内容であっても」「コロナ禍であっても」。
社員がこれから10年・20年と、戦力として働き続けるためには、個々の社員が自身の「働き・生きる」ということへのモチベーションを保つこと、「キャリア自律」への気づき得ることは不可欠と考えます。
そして、その気づきを提供することは、企業の役目だと我々は考えています。