いくつになってもデキる脳でいる方法
前回、「脳」は正しいトレーニングと生活習慣を続けることで、歳を重ねてもパフォーマンスを維持・向上できることを紹介いたしました。
今回は、脳のパフォーマンスを保ち、向上させるコツについてお伝えします。

まだ間に合う! 脳のトレーニング
「脳」のトレーニングには2つのステップが必要です。1つ目は、脳の「活性化」です。簡単な計算問題などで脳への血流を増やします。2つ目は、その計算問題をできるだけ速く行うことで「回転速度」をあげて、「作業領域」を広げます。複雑な計算問題よりも、簡単な計算問題を速く解いているときのほうが、脳は強く「活性化」することがわかっています。「回転速度」と「作業領域」を鍛えることで、「創造力」「抑制機能」「集中力」「思考力」などの能力も向上することがわかっています。

まだ間に合う! 脳に良い生活習慣
質の高い睡眠と健康的な食生活は、「生活習慣病」や「がん」を予防するうえで重要な要素であることはご存じの方も多いかと思います。これらは、「脳」の機能を十分に発揮するためにも重要です。質の高い睡眠は、「認知症」の予防にも効果があるといわれており、睡眠は、「脳」に蓄積される、「アルツハイマー型認知症」の原因とされるたんぱく質を脳の外に洗い出す効果があるといわれています。
また、バランスのとれた食事は「脳」の健康維持に効果が高いことが知られており、特に朝食に五大栄養素をバランスよく摂取することで、脳活動の活性化に大きな効果が期待できます。
ほかにも、「テレビの視聴時間は程々に」「空き時間を利用して散歩をする」「視線を合わせた会話時間を作る」など、日常生活を少し意識することで、脳に良い生活習慣を手に入れることができます。

株式会社NeU取締役(CTO)川島隆太博士(東北大学加齢医学研究所所長)が監修する
トレーニングとは

今春、星和ビジネスリンクが中高年社員を対象にリリースしたeラーニング「キャリア羅針盤『まだ間に合う! 脳のトレーニング』」は、「脳」の機能や働きをわかりやすく解説し、「脳」を鍛える「トレーニング」と「脳」の活性化に効果があるとされる「生活習慣」について、約90分で学べる内容となっています。

こちらから、「キャリア羅針盤『まだ間に合う!脳のトレーニング』」のイントロダクション部分をご覧いただくことができます。
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