シニア社員の活性化は、会社の生産性向上に大きく寄与し、その傾向が強くなりつつあることは、繰り返しお伝えしてきました。
今回は、人事の最前線で働くご担当様のお手伝いをさせていただいている弊社お客様担当の声をまとめてみました。
制度が先か教育が先か?
昨年から、弊社が開発した「キャリア羅針盤(e-ラーニング)」の紹介をする機会を多くいただいています。特に最近は中高年社員の活性化についてのご相談を多く頂戴しています。
なかでも、中高年社員への再教育を行うにあたって、「人事制度の見直し」は時間も手間もかかるので「教育(研修)機会と質の充実」を優先的に進めることに心を砕いているお客様が多いようです。
「質の高い教育プログラム」と「人事制度」両者をきっちり整えて運用するのは、「時間」「費用」「人的リソース」などの諸条件の制約から、実際には難しいと感じておられる方が多いようです。
「まず、やってみる!」お客様の決断
「人事制度」の整備についてはお客さまごとに様々事情をお抱えですが、従業員が人生のプランを考える機会を早い時期に提供すべきだということは、すべてのお客様が同じく目指していることです。そこで、我々は「質の高い教育プログラム」の面でお手伝いの提案をさせていただくことでお役に立ちたいと考えています。
弊社が開発してきた「キャリア羅針盤(eラーニング)」は既にいくつかの大手企業に採用していただいております。導入の理由をうかがったところ、「考えているだけでは、前には進めない。複雑な人事制度の改訂は非常に難しい。でも、そこで思考停止になってしまう事は避けたい。一方で教育(研修)は良いものであれば採用のハードルは比較的低い。まずはそこから始めて次を考えて行きたい。始めてみないと、見えない事もありますから……」というお話をしていただきました。
生涯キャリア研究の第一人者が制作に全面協力「質の高い教育プログラム」
星和ビジネスリンクの「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」は、ミドルシニアが考えて行動していかなくてはならない諸問題の解決のヒントを得ることが出来ます。
e-ラーニングでは難しいとされてきたキャリア系研修ですが、「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」の制作には、生涯キャリアのオーソリティーである筑波大学名誉教授 渡辺三枝子氏の協力を得ています。受講者が周囲を気にせず自分のペースで考え高い研修効果を得られるように設計されています。e-ラーニングだからできるワークの自動編集も特徴の一つです。考えが自動的に一覧化され、自分のキャリアや希望を俯瞰して考える時に役立ちます。
◎ 渡辺三枝子筑波大学名誉教授監修のe-ラーニング「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」のイントロ部分をご覧いただくことができます。