キャリア発達やキャリア形成支援研究の第一人者、渡辺三枝子筑波大学名誉教授監修のもと開発されたe-ラーニング「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」について紹介いたします。
1.いま何故、ライフキャリアプランニングが求められるのか
「雇用期間の延長」「在宅勤務」等々。近年仕事を取り巻く環境が大きく変化しています。このような時代には、働き手が自身のビジョンを明確に持つことが大切です。とりわけ、組織内での立場が変わりつつある中高年層は、人生の中間地点にあたるタイミングで、今後のありたい姿について考えることが大切です。このことは、個人のモチベーションを維持向上させ、組織の活性化にも影響を与えます。
2.既存のキャリア研修(集合研修)と何が異なるのか
キャリア研修は、受講者の一人ひとりが組織の一員として、今後「どうあるべきか」「どうありたいか」を考える貴重な場です。しかし、その対象が中高年層である場合、そこで描く「ビジョン」や「プラン」の対象は「組織人」としての自分だけでは不十分です。
今回ご紹介するe-ラーニングでは、受講者は「組織人」としてだけでなく、個人の「セカンドキャリア」についても考えられるように作られています。
セカンドキャリアにおけるビジョンやプランは、現役時代の組織への貢献とは切り離して考えられがちですが、中高年層を対象としたキャリアプランニングでは、「組織への貢献」と「セカンドキャリア」を併せ考えることこそが最も重要なポイントなのです。
3.e-ラーニングでキャリア研修が実施できるのか
長時間の受講が一般的なキャリア研修を、講師不在のe-ラーニングで、学びの質を担保しながら提供することができるのか…。このことは、これまで多くの集合研修を実施してきた弊社の中でも議論を重ねてきました。しかし、e-ラーニング用のプログラムを構築していく中で、その疑問は解消されました。
・ 講師の展開スピードに自身の思考が影響されない
・ 学びの全てを自分事として考えやすい
・ 自身の考えを、文字化・ビジュアル化することで思考を深めやすい
・ 考えがまとまらない部分は、あらためて受講することも可能
そして、自律的に学ぶことが最大の学習効果を生み出すキャリア研修において、e-ラーニングという受講スタイルこそが最適であるともいえるという結論に至ったのです。
事実、このe-ラーニングの販売に先駆けて、トライアルをいただいた企業の人事・研修のご担当者様からは、高い評価をいただいております。
4.「キャリア羅針盤ライフキャリアプラン」の特長
弊社は、この新しい考えに基づき開発されたe-ラーニングコンテンツを「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」と名付けました。
e-ラーニング本編は、「わかりやすい解説」「理解しやすいイラスト」を心掛け、長時間の受講に読み飽きしない工夫をしています。一時保存機能もあり、分割での受講も可能にしました。そして、ビジョンとプランを明確にするために7つのワークを用意しています。ワークシートはプリントアウトできる設計になっており、ラーニング後の面談シートとしても活用が可能です。
開発段階で、このe-ラーニングのトライアルにご協力をいただいた方の受講時間は4~5時間程度。学びのスピードを競うことは目的ではありませんが、一般的なキャリア研修の受講時間より短時間で、自分のペースを維持しながら、納得感をもって学ぶことができます。
・ 集合研修の代用研修として
・ 集合研修の効果を高める事前・事後の課題として
・ キャリア面談前の課題として
それぞれの目的に合わせた活用が可能です。
このe-ラーニングにご興味をいただいた方は、是非以下のセミナーへのご参加を検討ください。
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◎ セミナーを前に、渡辺三枝子筑波大学名誉教授監修のe-ラーニング「キャリア羅針盤 ライフキャリアプラン」のイントロ部分をご覧いただくことができます。